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海賊に関する本や、海賊グッズ、レアアイテムなどを紹介します
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ボーフォード・ジャパンから発売された「1/700 世界の帆船コレクション Vol.1」
帆船ファンにはたまらない商品ではないでしょうか
全長13~15cmのそのサイズとは裏腹に、リギングやマスト、ロープの配置などリアルに再現されています
生産数は大変少なかったようで、ほとんどのお店で既に品切れとなっているようです



1.カティーサーク
中国からイギリスまで紅茶を輸送するティークリッパーとして造船されました
1869年11月22日に進水したのですが、同年11月17日にスエズ運河が開通したことにより活躍の場が一気になくなってしまいます
その後、蒸気船が台頭すると同時に帆船時代は終焉へと向かっていきました


2.新日本丸
またの名を「日本丸Ⅱ世」といいます
1984年に航海練習艦として造船されました
設計から製作まで全てを国内で行った初の大型帆船です
先代の日本丸からに比べて帆走能力が高く、世界トップクラスの高速帆船として名を連ねています
その年の世界最速の帆船に贈られるボストン・ティーポットトロフィーを3回受賞しています


3.ロレノク
1848年に建造された最初の蒸気機関とセールを併せ持つ外輪船です
当時でも蒸気機関は先進的な考えで、ここから蒸気船の時代が始まったといっても過言ではないでしょう

当時フランス海軍所属のフリゲート艦として、主に輸送艦として活躍しました
黒船来航として知られるペリー提督の旗艦も、同様の蒸気外輪を持つフリゲート艦(サスケハナ)です


4.開陽丸

「葵の枯れゆく散り際に開陽丸」
と歌われた悲運の巨船開陽丸
黒船に恐れをなした徳川幕府が、外国への抑止力となるようオランダへ注文し建造された船です
1867年に横浜へ帰港しましたが、同年11月大政奉還が行われ、戊辰戦争へと突入します
旧幕府軍の旗艦として活躍しますが、1868年11月15日暴風雨により江差沖にて座礁沈没
建造後僅か1年7ヶ月だったそうです


5.クリスチャン ラディック
別名ホワイトスワンとも呼ばれています
1937年にノルウェーにて航海練習船として建造されました
しばらくして第二次世界大戦が勃発、ドイツ軍に押収され、戦時中は艦艇への補給艦として活躍していたようです
戦後フレンズブルク港で発見されたときには連合軍に撃沈された後でメインマストの上部のヤードが僅かに出ているだけだったそうです
その後、引き上げられ生まれ故郷のノルウェーで修理されて、現在はノルウェーにある海洋訓練協会で使用されているようです
第2次世界大戦を生き延びた数少ない帆船の一つではないでしょうか


6.鄭和艦隊 巨大ジャンク
明(中国)の伝説的な大航海者にして大都督である鄭和
その彼が率いた帆船が、この巨大ジャンクです
この艦隊は東南アジアからインド洋、アフリカ東海岸にまで達していたというから驚きです
また、マゼランよりも先に世界一周を達成していたという噂もあります
これだけの巨船を作る技術力を考えれば、ありえないことではないのかもしれません
15世紀初頭に建造されていたこの船は、4層構造で1000人も乗り込むことが出来る人類最大の木造船であったと伝えられています


この計6種類が発売しています







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プロフィール
HN:
白ひげティーチ
性別:
非公開
職業:
海賊
趣味:
海賊グッズ・海賊の本集め
自己紹介:
中世大航海時代に7つの海を駆け巡り活躍した海賊や海軍、帆船が大好きです
いつか帆船を手に入れて大海原を駆け巡ってみたいと思ってます
最近は海賊に飽き足らず、中世ヨーロッパにもはまっています
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